康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1003 ページ)
【未集下】【臼部】臽。康煕筆画 8、頁碼 1003-04。『唐韻』戸陥切、『集韻』乎韽切。音「陥」に同じ。『説文解字』に「小なる陥(おとしあな)」と釈す。字形は「人」が「臼」の上に在るに作り、杵で地を搗いて生ずる坑坎に人が陥るを表す。『徐鍇注』に「今の人の洞穴を穿ちて虎を陥れ捕うるがごとし」とあり、会意字なり。『玉篇』に「坑」と釈す。『同文備考』に「足を失ひて坑坎に堕つ」と指す。字形は側面より見れば「人」にして、杵臼の「臼」を加え、人の臼中に在るを象る。また『広韻』『集韻』に苦感切と注音し、音「坎」に同じ。義も同じ。或いは「𦥑」と作る。