康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1401 ページ)
【戌集下】【頁部】頑;康熙筆画:13;頁 1401。『唐韻』『集韻』『正韻』五還切、『韻会』魚鰥切、平声に読む。『説文』には「頭を指す」とあり、字形は「頁」が意を表し、「元」が音を表す。『玉篇』には「鈍きを指す」とあり、『広韻』には「愚かなるを指す」とあり、『韻会』には「痴呆を指す」とある。『書・堯典』に「父は頑にして母は嚚なり」と見え、『左伝・僖公二十四年』に「心に徳義の則に従わざるを頑と為す」とある。また人名に用いる。『左伝・成公十年』に「鄭人、髠頑を立てて君と為す」とあり、注に「髠頑は鄭の成公の子なり」と見える。また古くは文韻に通じ、魚雲切と読み、音は「輑」に同じ。『蘇軾・韓琦を祭る文』に「溺れる者を拯わんと手を伸べ、我が仁に至らんことを期す。豈知らんや用いず、年愈々老いて愈々頑なるを」とある。また古くは元韻に通じ、虞袁切と読み、音は「涓」に同じ。『白居易・悟真寺の詩』に「山水を遊歴するを待ち、更に疏懶頑劣を縦放すを得。野鹿の絆を脱して、行き自由にして拘束せざるが如し」とある。