康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 728 ページ)
【午集上】【玉部】玩;康熙画数:9;頁碼:728 頁 15 行。【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】五換切、音翫。【説文】弄ぶなり。【玉篇】戯れるなり。【書・旅獒】人を玩弄すれば徳を喪い、物に耽溺すれば志を消磨す。【列子・黄帝篇】海辺に鷗を好む者あり、毎朝鷗と共に遊び、飛来する鷗百数を数ふ。その父曰く「数羽を捕らえて我に玩ばせよ」。翌日、鷗は空中に回旋して下らざりき。また研習し玩味することを指す。【易・繋辞】君子の楽しみ反覆して揣摩する所は、卦爻の辞句なり。【疏】君子の好み反覆して研習する所は、六爻の辞句なるを謂う。【陸機・豪士賦序】心は平常の安逸に安んじ、耳は諂諛の言に慣る。また貴重な物品を指す。【陸機・辨亡論】珍奇の玩物は響きに随ひて呈送す。【韻府】手に珠玉の類の玩物を持たず。また【韻補】葉音彦。【庾敳・意賦】万物は本より始に定まれり、時至りて後に験ず。曠境に漂蕩し、深遠静黙にして暢たり、玩ぶべき所なし。また葉音院。【阮瑀・琴歌】青蓋九州を巡り、西東ともに怨みを致す。士は己を知る者の為に死し、女は己を悦ぶ者の為に容を飾る。