康熙字典解説
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【申集上】【艸部】莞;康熙画数:13;頁碼:1034 頁 20 行。【唐韻】【集韻】胡官切、音桓。【説文】草なり、席と為すべし。【詩・小雅】下に莞、上に簟。【箋】小蒲の席なり。【爾雅・釈草】莞は苻蘺。【註】白蒲、一名苻蘺、楚には之を莞蒲と謂う。【礼・礼器】莞簟の安にして藁鞂の設くるあり。【前漢・東方朔伝】莞蒲を以て席と為す。【註】莞は今葱蒲と謂う。また姓なり。【晋書・武帝紀】呉の将莞恭。また【集韻】沽還切、音関。義同じ。また古丸切、音官。【韻会】亦た莞蒲なり。また東莞、地名なり。【史記註】東莞は琅邪に在り。【綱目集覧】今の沂州沂水県、古の東莞なり。【方輿勝覧】広州路に東莞県あり。また谷の名なり。【水経注】高都県に莞谷あり。また戸板切、音皖。【論語】夫子莞爾として笑う。【何晏註】莞爾は小笑の貌なり。また【韻補】圭園切。【韓愈詩】出納せざらんと欲して、以て其の源を堙ぐ。空堂幽幽たり、秸有り莞有り。【六書故】に作る。【篇海】に作る。考証:【詩・小雅】上に莞、下に簟。謹んで原文に照らして「下に莞、上に簟」に改む。