康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1528 ページ)
【亥集下】【鼠部】鼮;康煕筆画:20;頁碼:1528 頁上段 22 行。【広韻】特丁切。【集韻】【韻会】【正韻】唐丁切。音は庭。【玉篇】鼠の名。【爾雅・釈獣】に「豹文の鼮鼠」とあり。【注】に「鼠の文彩、豹のごとき者」という。また【正字通】に「後漢の竇攸の家伝に、光武帝が豹文の鼠を得て、群臣みな知らず。攸対えて曰く、『鼮鼠なり』と。『爾雅』に見ゆ。之を検するに果然たり。摯虞の『三輔決録』に攸が此事を載す。郭璞の注および『芸文類聚』はいずれも誤って武帝の時この鼠を得、孝廉郎の終軍これを知れりという。『野客叢書』にいわく、前漢の諸書に終軍に此の語を聞かず。自ずから摯の説を以て是と為すべき」とある。また【集韻】に徒径切、音は定。義同じ。