康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 886 ページ)
【未集上】【竹部】筳;康煕筆画:13;頁碼:886 頁 04 行。『広韻』に特丁切、『集韻』『韻会』『正韻』に唐丁切、音は庭。『説文』に「糸を繰る管」とあり。『正字通』に「繀とは、糸車を以て糸を巻く操作を指す。現今、糸を紡ぐ際に用いる糸巻き具を筳子という」とある。また細き竹を指す。『東方朔・答客難』に「瓢を以て大海を測り、細き竹枝を以て大鐘を撞く」とあり。また楚人が草または折れた竹枝を用いて占う法を筳篿という。『屈原・離騒』に「藑茅と竹枝を取りて占うかな」とあり。注に「筳とは短き竹枝を指す」とある。『文選注』に「筳とは竹製の算籌を指す」とある。また『玉篇』に籠を指すとあり。また『集韻』に湯丁切、音は某(欠字)とあり。『揚子・方言』に「緪筳は急促なるを意味す」とある。また『集韻』に待鼎切、音は挺とあり。家屋の棟梁を指す。