康熙字典解説
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【子集上】【人部】儵;康煕筆画:19;頁碼:121 頁 29 行。『集韻』に「倏」の本字とある。『楚辞・九歌』に「儵として来たり忽として逝く」と見え、『荘子・応帝王』に「南海の帝を儵とし、北海の帝を忽とし、中央の帝を混沌とする」とある。また青黒色をいう。『説文』に「青黒き繒にして白き色を発す」とあり、一説に「儵儵とは禍毒に罹るなり」という。『説文』は列部に収む。俗に誤って「倏」を借り、訛って「倏」と作る。唐の褚遂良は「儵」を作りて以て当字とし、入声のごとく読むも、是ならず。