康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 891 ページ)
【未集上】【竹部】箾;康熙筆画:15;頁碼:891 頁 12 行目。【広韻】蘇彫切、【正韻】先彫切、音は蕭。簫と同じ。象箾は楽器にして、舞者の執る所なり。【左伝・襄公二十九年】に「季子楽を観て、舞《象箾》《南籥》する者を見て曰く、美なるかな、なお憾あり」とあり。注に「象箾は舞の執る所なり」とす。【説文】に「虞舜の楽を《箾韶》と曰う。【尚書】は《簫韶》に作る」とあり。また【集韻】【韻会】【正韻】に色角切、音は朔とあり。【荀子・礼論篇】に「武は桓・箾・象を酌む」とあり。注に「舞曲の名なり」とす。【張衡・西京賦】に「潚箾飛び、流鏑流る」とあり。注に「箾、音は朔。潚箾は形なり」とす。【玉篇】に「竿をもって人を撃つ」とあり。また【字彙補】に「【左伝】《象箾》の注、元来音は朔にして《韶箾》と音異なり。惟だ司馬氏のみ所交切に従う」とあり。