康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 505 ページ)
【辰集上】【月部】朔;康煕筆画:10;頁碼:505 頁 16 行
古文【唐韻】所角切【集韻】【韻会】【正韻】色角切、音は槊。
【説文】月は朔日に初めて蘇る。
【白虎通】朔とは蘇るの意。月光が消えて再び現れるゆえに朔という。
【書・舜典】正月の上日。
【伝】上日とは朔日のこと。
【疏】一月の初めを朔日という。
【周礼・春官・大史】諸侯に告朔の礼を頒つ。
【注】天子が諸侯に暦を頒ち、諸侯はこれを祖廟に蔵す。朔日に至りて祖廟に朝し、稟告して受け而して行う。
【礼・玉藻】南門の外にて朔政を聴く。
また【儀礼・大射礼】朔鼙。
【注】朔は始の意。
また【礼・礼運】皆その朔に従う。
【注】朔もまた初の意。
また【玉篇】北方を指す。
【書・堯典】北方に居るを幽都という。
【伝】北方を朔という。
【疏】朔はすなわち北方なり。舎人曰く、朔は尽の意。北方は万物の終る所なるがゆえに朔という。