【丑集上】【土部】塞;康熙筆画:13;頁碼:236 頁 09 行。【広韻】蘇則切。【集韻】【韻会】【正韻】悉則切。音は「セツ」。填む、隔つるなり。【礼記・月令】「孟冬、天地通ぜず、閉塞して冬を成す。」また「関梁を謹み、蹊径を塞ぎ、季春には道路を開通し、障塞あることなし。」また充つ、満つるなり。【書経・舜典】「温恭允塞。」【詩経・鄘風】「心を秉りて塞淵なり。」また国の厄険なるを塞と曰う。【史記・蘇秦伝】「秦は四塞の国にして、山を披き渭を帯ぶ。」【後漢書・杜篤伝】「城池百尺、要害を扼塞す。」また月は辛に在るときを塞と曰う。【爾雅・釈天】に見ゆ。また「塞塞」は不安の貌なり。【博雅】に見ゆ。また伊蒲塞は即ち優婆塞なり。【後漢書・楚王英伝】「以て伊蒲塞・桑門の饌を助く。」また【広韻】【集韻】【韻会】【正韻】先代切、音は「サイ」。境界なり。【礼記・月令】「孟冬に辺境を備え、要塞を完くす。」また九塞あり。【淮南子・地形訓】「九塞とは、太汾、渑厄、荊阮、方城、殽阪、井陘、令疵、句注、居庸なり。」【注】太汾は晋に在り、渑厄・殽阪は皆弘農郡に在り、荊阮・方城は皆楚に在り、井陘は常山に在り、令疵は遼西に在り、句注は雁門陰館に在り、居庸は上谷阻陽の東に在り。また紫塞あり。【古今注】「秦長城を築く、土色皆紫なれば、因って名づく。」また博塞は戯具なり。【荘子・駢拇篇】「穀に何事を問うや、則ち博塞して以て遊ぶ。」また姓なり。また賽と同じ。【前漢書・郊祀志】「冬に塞して祷祈す。」本は「

」に作る。また「㥶」にも作る。考証:【史記・蘇秦伝】「秦は四塞の固なり。」謹んで原文に照らし、「固」を「国」に改む。【荘子・駢拇篇】「縠に何事を問うや、則ち博塞して以て遊ぶ。」謹んで原文に照らし、「縠」を「穀」に改む。