康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 751 ページ)
【午集上】【瓦部】甈;康熙筆画:15;頁碼:751 頁 09 行。『広韻』『集韻』『韻会』去例切、『正韻』去計切、音は憩。『爾雅・釈器』に「康瓠を甈という」。注に「康は空なり。康瓠は瓦をもって作る」とあり。また『博雅』に「甈、〜なり」と見え、『釈文』に「甈、去滞反」とある。『揚子・方言』に「罃甈を盎という」とあり、『釈文』に「甈、罽反」と記す。また『韻会』に「燥なり、破裂なり」とあり、『博雅』に「甈は裂るるなり」と見える。『揚子・法言』に「天下を甄陶する者は和に在り。剛なれば甈し、柔なれば坯す」とあり、注に「甈は瓦の破れたるもの。また罌の破れたるものなり。坯は土疎にして粘らず、天下を治むるも亦た是のごとし」と説く。また『唐韻』魚例切、『集韻』『韻会』牛例切、『正韻』倪制切、音は詣。義同じ。『説文』に「康瓠、罌の破れたるもの」とあり。また『集韻』九芮切、音は劂。また魚列切、音は孽。義同じ。また丘杰切、音は朅。〜なり。『集韻』に或いは〜と作ると見える。