康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 448 ページ)
【卯集中】【手部】搴;康煕筆画:14;頁碼:448 頁 15 行。『集韻』『韻会』に「丘虔切、音は愆」とあり、取るの意。一説に縮むの意、抜くの意とも。「攓」と同じ。『史記・河渠書』に「長茭を搴ぎて美玉を沈む」。『前漢書・季布伝賛』に「身に軍を履み旗を搴ぐこと数なり」。注に「敵を破りて旗を抜くを指す」とある。『楚辞・九歌』に「木末に芙蓉を搴ぐ」。また姓とする。漢に将軍の搴揚あり。また『正韻』に「苦堅切、音は牽」、義同じ。また『唐韻』『正韻』に「九輦切」、『集韻』『韻会』に「九件切」、音は蹇。「𢸃」に同じ。これも抜取の意。俗に「𢸃」と書く。また草名。『爾雅・釈草』に「搴、柜朐」。また『集韻』に「已仙切、音は鸇」、引取るの意。「攓」「𢸃」の二字的注に互見す。