康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 814 ページ)
【午集中】【目部】瞏;康熙筆画:15;頁碼:814 頁上段 33。『唐韻』『正韻』渠営切、『集韻』『韻会』葵営切、音は瓊に同じ。『説文』に「驚きて見る目のさま」とあり。『黄帝素問』に「少陽終る者は、百節みな縦し、目は瞏して系絶ゆ」と見え、注に「直視すること驚きたるがごとし」という。また「瞏瞏」は頼る所なきさまを形容す。『詩・唐風』に「独行瞏瞏」とあり、注に「瞏は本煢に作り、また焭に作る」という。『正字通』に「赹に通ず」といい、また憂いを指すともいう。『詩・周頌』に「瞏瞏在疚」と見え、『正字通』に「今の詩には嬛と作る。字形誤れども義同じ」とある。按ずるに、瞏は惸に通ず。俗に作すは非なり。また『集韻』に旬宣切、音は旋に同じ。帰るを指し、還と同じ。通じて旋に作る。『説文』に「目に従い袁声」とあり。俗に睘と作り、誤ってと書く。赹の字は元来従匀より成る。