康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 179 ページ)
【丑集上】【口部】呐;康熙筆画 7、頁 179。『集韻』『正韻』に「奴骨切」。訥と同じ。『集韻』に「或いは詘に作る」。『玉篇』に「遅鈍なり」。『集韻』に「言難し」。『礼記・檀弓』に「其の言呐呐然として、其の口より出ずるが若し」。『前漢書・李広伝』に「口に呐にして言少なし」。注に「呐も亦た訥の字なり」。『鮑宣伝』に「辞に呐鈍なり」。又『集韻』に「如劣切」、『韻会』『正韻』に「儒劣切」、音某(原文欠)。『集韻』に「言緩なり」。或は書して某(原文欠)に作る。又『広韻』『集韻』に「女劣切」、音笍(えつ)。『広韻』に「嗗呐、声出ず」。『集韻』に「或は書して某(原文欠)に作る」。又『集韻』『韻会』に「女律切」、音柮(とつ)。語明らかならず。按ずるに呐・訥の二字、音義略ぼ同じ。然れども『玉篇』『広韻』には呐を倶に分載して、呐訥同じと言わず。惟だ『集韻』の如劣・女劣の二切においてのみ、呐に異なし。字は内の下に口を作す。