康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 970 ページ)
【未集中】【耳部】聾;康煕筆画:22;頁碼:970 頁下段第 26。【唐韻】盧紅切。【集韻】【正韻】盧東切。音は籠。【説文】聞こえざるなり。【釈名】籠に覆われて外を覚えずがごとし。【左伝・僖公二十六年】耳にして五声の和を聞かざれば、これを聾とす。また【宣公十四年】鄭は昭なり、宋は聾なり。【注】聾とは、昏昧にして明ならざるなり。【礼記・王制】喑・聾・躄・躓・断者。【疏】聾とは耳にして声を聞かざるをいう。また葱聾あり、獣の名なり。【山海経】符禺の山、その獣多く葱聾にして、状ち羊のごとくにして赤鬣を有す。【注】葱聾、羊のごとく、黒首にして赤鬣あり。また【韻補】盧黄切に叶い、音は郎。【易林】遠みて光なく、青と黄とを弁ずべからず。綿をもって耳を塞ぎ、人を昏昧ならしむ。考証:【左伝・僖公二十六年】「耳にして五声の和を聞かざれば、これを聾と叫ぶ」を、謹んで原文に従い「叫ぶ」を「是」と改む。