康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1235 ページ)
【酉集中】【足部】躒;康煕筆画:22;頁碼:1235 頁下段 36。『広韻』郎撃切、『集韻』『韻会』『正韻』狼狄切、音は歴。「」に同じ。『玉篇』に「動く」とあり。『大戴礼』に「騏驥一たび躒れども、千歩に至らず」とある。また人名なり。『左伝・昭公九年』に「荀躒をして下軍を佐けしむ」とあり。註に「荀盈の子」という。また『広韻』盧各切、『集韻』歴各切、音は洛。『班固・西都賦』に「諸夏を連躒す」とあり。註に「逴躒は超絶のごとし」という。『孔融・禰衡を薦むる表』に「英才卓躒たり」とあり。註に「卓躒は絶異なり」という。また『左伝』の荀躒、『釈文』に亦た音は雒と読む。また『集韻』力角切、音は犖。義同じ。また『集韻』弋灼切、音は薬。『類篇』に「迅なり」とある。考証:『左伝・昭公九年』に「荀躒をして下車を佐けしむ」とあるは、謹んで原文に照らして「下車」を「下軍」に改む。