康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 121 ページ)
【子集上】【人部】儷;康熙画数 21;頁碼 121 頁 36 行。【広韻】【韻会】郎計切、音麗。意味は並列・匹配。【淮南子・繆称訓】世俗の人と肩を並べて走りつつ、内心の行いに法則なし。また伉儷は配偶を指す。【左伝・成公十一年】郤犫、施氏の妻を奪う。婦人曰く「鳥獣すらなお配偶を失わざるに、汝いかんせんとするや」。【又】自らその配偶を保ち得ずして之を亡くす。「麗」に通ず。また【儀礼・士冠礼】主人、賓に一束の帛と一対の鹿皮を酬う。【註】鹿皮二枚を指す。古文に「儷」を「离」と書く。また【士昏礼】納徴の際に曰く「我先人の礼ありて、鹿皮一双と帛一束を奉じ、某をして納徴の礼を請わしむ」。また【集韻】鄰知切、音离。【説文】繁盛して覆うさまを指す。【韻会】樹木の枝葉茂盛なるさまを形容す。考証:【左伝・成公十一年】「其の伉儷を庇う能わずして之を亡くす」。謹んで原文に照らし、「不能」の前に「已」の字を加う。