康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 618 ページ)
【巳集上】【水部】泪;康煕筆画:12;頁碼:618 頁 07 行。『字彙』に「泪」の字と同じとある。泪。『広韻』『集韻』『韻会』『正韻』に力遂切、音は類。目の液をいう。『本草』に「泪は肝の液なり」とある。『譚子化書珠玉篇』に「悲しめばすなわち涙落ちる」とある。また『集韻』に劣戌切、音は律。義同じ。また『集韻』『韻会』に郎計切、『正韻』に力霽切、音は麗。流れ急ぐさま。『張衡・南都賦』に「漻泪淢汨」とあり。注に『淮南子』を引いて「水泪して舟を破る」という。按ずるに『淮南子・主術訓』の本文はもと「戾」を作る。泪と戾とは古に通ず。また『集韻』に力結切、音は捩。義同じ。また淒泪、寒く凄まじきさま。『前漢・武帝賦』に「秋気憯にして淒泪たり」とあり。また「戾」とも作る。