康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 650 ページ)
【巳集上】【水部】潰;康熙筆画 16;頁 650。『唐韻』『集韻』『韻会』『正韻』に胡対切、音は繪。『前漢・文帝紀』に「大水潰出」とあり。注に「旁決を潰と曰う」とある。また乱るるなり。『詩・大雅』に「潰潰回遹」とあり。また散ずるなり。『左伝・文公三年』に「民その上に逃ぐるを潰と曰う」とあり。『公羊伝』に「国を潰と曰い、邑を叛と曰う」とあり。また遂ぐるなり。『詩・小雅』に「是を用いて成に潰れず」とあり。また怒るなり。『詩・邶風』に「洸あり潰あり」とあり。『韓詩』に「潰潰は不善の貌」とあり。また水相交り過ぐるを潰と曰う。『宋玉・高唐賦』に「潰淡淡として入る」とあり。また潰濩は水勢相激する貌なり。『郭璞・江賦』に「潰濩泧漷」とあり。また『集韻』に胡隈切、音は回。義同じ。また戸代切、音は瀣と同じ。また胡骨切、音は搰。決するなり。