康熙字典解説
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【申集上】【艸部】蕢;康煕筆画 18、頁 1058。古文。『唐韻』『韻会』求位切、音匱。『説文』草器。『論語』に「荷蕢して孔氏の門を過ぐる者あり」。また山名。『前漢・高帝紀』に「沛公兵を引いて嶢関を繞り、蕢山を踰ゆ」。また『集韻』苦怪切、音喟。菜の名。『爾雅・釈草』に「蕢は赤莧なり」。〔注〕今、莧菜の赤き茎ある者。また「」に通ず。『礼記・礼運』に「蕢桴にして土鼓す」。〔注〕蕢は「」と読む、声の誤りなり、土を摶して桴と為すを謂う。また姓。『礼記・檀弓』に「公、人をして蕢尚を弔わしむ」。考証:『爾雅・釈草』に「蕢は赤莧なり」。〔注〕今、莧菜の赤き根ある者。謹んで原文の「赤根」を「赤莖」に改む。