康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 987 ページ)
【未集下】【肉部】腒;康煕筆画:14;頁碼:987 頁 07 行。『唐韻』九魚切、『集韻』『韻会』斤于切、音は居。『説文』に「北方では鳥の脂を腒という」とある。また『玉篇』に「乾した雉」とある。『礼記・内則』に「夏には腒・鱐を膳とし、膏・臊を用うべし」とあり、注に「腒は乾した雉なり」とある。『釈文』に「雉の脂」とある。『周礼・天官・庖人』に「夏には腒・鱐を行い、膏・臊を膳とす」とあり、注に「腒は乾した雉」とある。『儀礼・士相見礼』に「夏には腒を用う」とあり、注に「夏に腒を用うるは、腐臭に備うるなり」とある。『正字通』に戴侗の説として「夏の暑さには新殺の物を奏すべからず、故に腒・鱐を行って常とす。腒とは鳥獣の乾腊なり。鄭司農は『士相見礼』に縁りて専ら雉と為せり。実には夏に腒を用うるは束脩の類なり」とあり、按ずるに戴の説は理に近し。また『博雅』に「久なり」、また「央なり」とある。さらに『集韻』『正韻』に求于切、音は渠。また『集韻』に居御切、音は据。義同じ。『集韻』に或いは臄と作るとある。