康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 883 ページ)
【未集上】【竹部】筓;康熙筆画:12;頁碼:883 頁 12 行
【広韻】古奚切、【韻会】【正韻】堅奚切、音は鶏。
【説文】簪なり。
【礼記・内則】女子十五歳にして笄の礼を行う。
【儀礼・士昏礼】女子許嫁すれば、笄の礼を行い、醴を以て之を敬し、かつ字を称す。
【釈名】筓とは係の意味なり。冠を固めて堕ちざらしむるに用うるなり。
【儀礼疏】簪に二種あり。一には髪を固むる簪にして、男子及び婦人皆之有り。一には冠冕の簪にして、皮弁・爵弁に用うるものなり。これ男子のみにして婦人に無し。また大夫・士及びその妻は象牙の筓を用い、天子・諸侯の後・夫人は玉の筓を用う。
【詩経・鄘風】君子偕老、副と六珈を戴く。
【周礼・天官・追師】后の首飾りを掌り、副・編・次を作り、並びに玉衡・玉筓を作る。
また地名なり。
【左伝・成公二年】軍靡筓山下に舎す。
【注】靡筓は山名なり。
【括地志】靡筓山、また磨筓山と曰う。蔚州飛狐県の東北一百五十里に在り。
【水経注】筓頭山、潘城の南に在り。