康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 434 ページ)
【卯集中】【手部】捐;康煕筆画:11;頁碼:434 頁上段 02。『唐韻』与専切。『集韻』『韻会』余専切、音は沿。『説文』に「棄つるなり」とあり。『前漢・竇嬰伝』に「侯爵は我が得るところにして、亦我が棄つるところなり、何の憾みぞや」という。また『増韻』に「除く」、すなわち減損するの義。『史記・呉起伝』に「要ならざる官職を裁撤す」。また病没して痩せ衰えるを「捐瘠」という。『列子・楊朱篇』に「生ずれば相憐れみ、死すれば相棄つ」とあり。また『正韻』に于権切、音は員。義同じ。また葉韻に于倫切、音は筠。『陸雲の詩』に「青雲まさに乗ずべく、芳餌棄つべし。通識は専一に在り、万物おのずから帰附す」とある。俗体は「捐」の字。別に七画に見ゆ。「捐」字の原形は「𢪛」に従う。