康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1180 ページ)
【酉集上】【言部】譎;康煕筆画:19;頁 1180【唐韻】【集韻】【韻会】古穴切、音玦。【説文】権詐なり。益・梁にて謂う、天下を謬り欺くを諑と曰う。【広雅】欺くなり。【揚子・方言】詐なり。関の東西より自り或いは諑と曰う。【論語】晋の文公は諑にして正ならず、斉の桓公は正にして諑ならず。【鄭注】詐なり。【朱伝】詭なり。【史記・司馬相如伝】奇物諑詭、俶儻変を窮む。【前漢書・王吉伝】各々一切を取り、権諑自在なり。【荀子・大略篇】妬昧を奉ずる者を交諑と謂う。【韓非子・孤憤篇】此人臣の主を諑して私に便ずる所以なり。【注】詐謀を設けて主に誑誤せしむるなり。また【玉篇】諑諫とは、依違して直言せざるなり。【詩・国風・関雎序】文を主として諑諫す。また紆諑とは、曲折なり。【前漢書・揚雄伝】紆諑の清澄を超ゆ。また【博雅】諑は恢美なり。また諑觚あり。義は角部の觚字の注に詳らか。また【集韻】或いは省いて矞と作す。詳らかには矛部の矞字の注に見よ。また【読書通】に通じてを作す。【易・睽卦・王注】恢詭諑怪。【釈文】詐なり、乖なり。本亦たを作す。【荀子・儒効篇】徳を諑して次を定む。【注】其の徳を断ずるを謂う。諑と同じ。