康熙字典解説
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【未集下】【艮部】艱;康熙筆画:17;頁碼:1013 頁 29 行。古文は「囏」。『唐韻』に古閑切、『集韻』『韻会』に居閑切、『正韻』に居顔切、音は閒なり。『説文』に「土の治め難し」とあり。『爾雅・釈詁』に「阻艱、難なり」とあり。『書・大禹謨』に「后克く厥后を艱じ、臣克く厥臣を艱ず」とあり。また『周官』に「惟克く果斷すれば、乃ち後艱罔し」とあり。また『釈名』に「艱は根なり、物の根のごとし」とあり。また険なり。『詩・小雅』に「彼何人ぞ斯、其の心孔しく艱し」とあり。朱註に「艱、険なり」とあり。また『王儉・褚淵文』に「母艱に居りて官を去る、事義感に縁ると雖も、情天属に均し」とあり。また『韻補』に真に叶いて居真切、音は巾なり。『崔駰・大理箴』に「昔仲尼在りて、哀矜我人をす。子罕礼し、衞人艱を釋ぐ」とあり。また先に叶いて経先切、音は堅なり。『班彪・北征賦』に「嗟けし西伯の羑里に於けるや、明夷の艱に逢えるを傷む。九六の変化を演じて、永く幽隘にして以て歴年す」とあり。