康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1497 ページ)
【亥集中】【鳥部】鶼;康煕筆画:21;頁碼:1497 頁上段 01。『広韻』古甜切、『集韻』『韻会』堅嫌切、『正字通』古嫌切、音は兼。比翼鳥なり。『爾雅・釈鳥』に「南方に比翼鳥あり、並ばざれば飛ばず、其名を鶼鶼という」とある。〔郭註〕形は鳧に似て青赤色、一目一翼にして、二鳥相偶して初めて飛ぶ。『正字通』に「『山海経』に崇吾の山に鳥あり、鳧に似て一翼一目、名づけてと云う」「『拾遺記』に周の成王の時、然丘の国この鳥を献ず、形は鵲に似て力甚だ強し」「『水経注』に林邑の国に比翼鳥あり、名づけて帰飛といい、その声自ら其名を呼ぶが若し」と見える。これらの説によれば、西海および南山にも皆この鳥あり、鶼鶼とは実に一鳥なるべし。