康熙字典解説
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【巳集上】【水部】瀸;康煕筆画:21;頁碼:661 頁 13 行。『唐韻』子廉切、『集韻』『韻会』『正韻』将廉切、音は尖。『爾雅・釈水』に「泉一見一否を瀸と為す」とあり。注に「瀸は才(わず)かに有るの貌なり」という。疏に「泉水時に現れ、時に現れずして涸るるを謂う」という。また浸漬・浸潤を指す。『淮南子・要略』に「肌膚に浸潤す」とある。また滅亡を指し、「殲」に通ず。『公羊伝・荘公十七年』に「夏、斉人遂に瀸す」とあり。伝に「瀸とは何ぞや。浸漬を謂い、衆人が戍守者を殺すを指す」という。他の二種の伝本は「殲」と作る。また「漸」にも通ず。『史記・天官書』に「瀸台星、天河に近し」とあり。一本は「漸台」と作る。また『集韻』に思廉切、音は繊。義は同じ。