康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 540 ページ)
【辰集中】【木部】楛;康煕筆画:13;頁碼:540 頁 03 行。【唐韻】【正韻】侯古切、【集韻】【韻会】后五切、音は「戸」。【説文】に「木なり」とある。【書・禹貢】に「惟だ箘簵と楛、三邦その名を貢す」とあり、注に「楛は矢の幹に適す」とある。【魯語】に「武王の時、粛慎氏楛矢と石砮を貢ず、長さ尺にして咫あり」とある。また【詩・大雅】に「榛と楛と済々たり」とある。【陸璣・草木疏】に「形は荊に似て赤茎、蓍に似る」とある。また凡そ器物の堅く良きものを「功」といい、濫りに悪しきものを「楛」という。【荀子・勧学篇】に「楛を問う者に告ぐべからず、楛を告ぐる者に問うべからず、楛を説く者に聴くべからず」とある。注に「康五切、音は「苦」」、【韻会】に「果五切」とある。