康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 86 ページ)
【子集上】【二字部】互;康煕筆画:4;頁碼:86 頁 09 行
【広韻】胡誤切【韻会】【正韻】胡故切、音は護。違いなり。
また交互なり。【周礼・天官】司会は参互をもって日成を考う。【又】鼈人は互物を掌りて取る。【注】亀・鼈・蜃・蚌は甲を交え合するなり。
また【周礼・地官】牛人は凡そ祭祀に、其の牛牲の互を供す。【注】互とは楅衡の類にして、今屠家が肉を懸ける格の若し。
また【周礼・秋官】野廬氏は、凡そ道路の舟車軋互する者、叙して之を行わしむ。【疏】謂く水陸の道、舟車の往来する狭隘之所、更互して軋むが如し。
また【周礼・秋官】修閭氏は国中の宿互する者を比するを掌る。【注】宿は宿衛なり。互は行馬を謂い、以て障互して人を禁ずる所なり。
また【前漢・劉向伝】向上封事して言く、兄弟重を拠り、宗族磐互す。
また【左思・呉都賦】長干延属し、飛甍舛互す。【注】棟宇交互するなり。
また【後漢・蔡邕伝】初め朝議に、州郡相党するを以て、乃ち婚姻の家及び両州の人士に制して、対して相監臨することを得ざらしめ、是に至りて復た三互法あり。【注】三互とは、婚姻の家及び両州の人交互に官為るを得ざるを謂う。
別に作る。【北史・文苑伝序】彼此好尚異同有り、互形相近し、故に変じて作り、互を以て正と為す。