康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 496 ページ)
【辰集上】【日部】晦。康煕筆画:11。頁碼:496 頁第 10。『唐韻』荒内切。『集韻』『韻会』呼内切。『正韻』呼対切。音は誨。『説文』に「月の尽くるなり」とある。『釈名』に「晦は灰なり。火死して灰と為り、月光尽くること之に似る」とある。『左伝・成公十六年』に「陳、晦を違えず」とあり、注に「晦は月の終り」とある。また『易・随卦』に「君子、晦に向いて宴息に入る」とあり、注に「晦は晏なり」とある。また『詩・陳風』に「風雨晦のごとし」とあり、伝に「晦は昏なり」とある。また『詩・周頌』に「時に晦を養うに従う」とあり、伝に「晦は昧なり」とある。また『左伝・成公十四年』に「『春秋』の称、微にして顕なり、志して晦なり」とあり、注に「晦もまた微なり。約言して事を紀し、事叙じて名微なるを謂う」とある。また『左伝・昭公元年』に「六気、陰陽・風雨・晦明と曰う」とあり、注に「晦は夜なり」とある。また『公羊伝・僖公十五年』に「晦とは何ぞ、冥なり」とある。また『爾雅・釈天』に「霧を晦と謂う」とある。また班固『幽通賦』に「生民の晦在なること鮮なし」とあり、注に「晦は亡幾なり」とある。