康熙字典解説
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【亥集中】【鳥字部】鳸;康煕筆画:15;頁碼:1483 頁 09 行。【広韻】【正韻】侯古切、【集韻】后五切、音は戸。【玉篇】北鳸、鳥の名。【爾雅・釈鳥】鳸は鴳なり。【注】鴳雀。【又】春鳸は鳻鶞、夏鳸は窃、秋鳸は窃藍、冬鳸は窃黄、桑鳸は窃脂、棘鳸は窃丹、行鳸は唶唶、宵鳸は啧啧。【注】これらの鳸はいずれもその羽色と鳴き声によって名付けられたものである。【疏】窃とは古の浅の字なり。按ずるに『左伝』昭公十七年に、九鳸すなわち九人の農官と記す。ここに八種の鳸を挙げ、前に言う鳸鴳を加えて合わせて九種とする。賈逵の説くところによれば、春鳸鳻鶞は各地の土壌の適否を考察し、百姓に耕種を督励す。夏鳸窃は百姓に禾苗の除草を督励す。秋鳸窃藍は百姓に荘稼の収穫を督励す。冬鳸窃黄は百姓に糧食の貯蔵を督励す。棘鳸窃丹は果樹のために鳥雀を追払う。行鳸唶唶は昼間に百姓のために鳥雀を追払う。宵鳸啧啧は夜間に農田のために野獣を追払う。桑鳸窃脂は蚕のために麻雀を追払う。老鳸鷃鷃は百姓に麦の刈り取りを督励し、遅く起床することを許さず。【説文解字】雇と作る。字形は佳に従い、戸声。【広韻】と作る。【左伝】扈と作る。