康熙字典解説
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【亥集中】【鳥部】鴿。康煕筆画:17。頁碼:1489 頁 03 行。『唐韻』『正韻』古沓切、『集韻』葛合切、音は閣。『説文』に「鳩の属」とあり。『周礼・天官・庖人』に「六禽の供を掌る」とあり。注に「雁・鶉・鷃・雉・鳩・鴿」とす。陸佃の説に「鴿は天性群を好む。凡そ鳥は雄上雌下なるに、唯鴿のみ雌上雄下にして、月ごとに卵を生ず」という。また勃鴿とも名づく。また『韻会』に「唐の明皇、鴿を飛奴と称す」とあり。『正字通』に「唐の鄭復礼曰く、波斯の船には多く鴿を養う。鴿は数千里を飛び、一羽を放ちて家に帰らしめ、安否を報ずる信使と為す」という。また野鴿あり、その糞は皆左に旋る。『本草』に「野鴿の糞を左盤龍と謂う」とあり。また蒲鴿は瓜の名なり。『杜甫の詩』に「筐を傾けて蒲鴿青し」とある。