康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 233 ページ)
【丑集上】【土部】堤;康熙筆画:12;頁碼:233 頁 20 行目。『広韻』は支切、『集韻』常支切、音は匙。堤封は頃畝を指す。『漢書』では提と作る。顔師古曰く、「提封とは、その封疆を大挙して言うなり」。また『広韻』都奚切、『集韻』『韻会』『正韻』都黎切、音は氐。防ぐなり。また物の下に安んずるものを堤と曰う。『淮南子・銓言訓』に「瓶甌に堤あり」とある。また『集韻』匀規切、音は畦。沐堤は郡名。また地名。鮌堤は直隷清河県の西に在り、伝に鮌が治水のために築いたところといい、側には廉頗の墓がある。また大堤は襄陽に在り、宋の隋王誕が襄陽郡となり、諸女の歌を聞いて、因って大堤詞を作れり。『韓愈・李遜を送って襄陽に赴かしむの詩』に「風流岘首の客、花艶大堤の倡」とある。また『広韻』都礼切、『集韻』『韻会』『正韻』典礼切、音は底。滞るなり。土を築いて水を遏ぐを堤と曰う。また底と作る。劉兆曰く、「縁辺なり」。堤と通ず。『正韻』に「堤は本身上声にして平声なし。後人相沿えて平声に用いる」とある。