【卯集中】【手部】擣;康煕筆画:18;頁碼:459 頁下段 28 行。『唐韻』『正韻』に都晧切、『集韻』『韻会』に睹老切、音は倒。『説文』には本作とあり、手で押し撃つを意味す。『礼記・内則』に「珍饈を調えるに牛羊麋鹿獐の肉を取るには、必ず背脊の肉を用ゆ」とあり。一説に築搗・敲打・舂搗を指す。『詩経・小雅』に「我心憂し、憂思煎熬れて搗杵に撞かるるが如し」とあり。また『揚子・方言』に依倚の義あり。〔郭璞注〕頼り倚るべしと謂う。また『集韻』に留切、音は稠。聚集の義なり。『史記・亀策列伝』に「上に叢生する蓍草あれば、下に神亀あり」とあり。〔注〕擣とは古文の稠字なり。擣蓍とは即ち叢生する蓍草を謂う。按ずるに、『字彙』これを木に従へて改め、木部の檮字に帰す。註釈誤れり。或いは捣と書き、また捯と書く。俗に

と書く。