康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 337 ページ)
【寅集中】【巾部】幢;康煕筆画:15;頁碼:337 頁上段 01。『唐韻』宅江切、『集韻』『韻会』伝江切、音は橦に同じ。『説文』に「旌旗の類」とあり。『揚子・方言』に「翿(とう)・幢は翳(あい)なり。楚では翿といい、関西・関東ではみな幢という」とある。『釈名』に「幢は童なり、その貌童童たり」という。『前漢書・韓延寿伝』に「幢棨を建て、羽葆を植う」とあり、注に晋灼曰く「幢は旌幢なり」、師古曰く「幢は麾なり」。また『広韻』直降切、『集韻』丈降切、音は○に同じ。『広韻』に「后妃の車の軫(しん)」とあり。『釈名』に「幢は容なり、これを車蓋に施して童童たり、もって形容を隠蔽す」という。また『韻会』徒東切、音は同に同じ。『張衡・東京賦』に「業を設け虡を設け、宮県に金镛あり。鼖鼓・路鼗、羽を樹て幢幢たり」とあり、注に「幢幢は羽の貌」という。また通じて潼と作る。『集韻』に「潼容は車の幨帷なり」、あるいは巾に従う。