康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 459 ページ)
【卯集中】【手部】擘;康煕筆画:17;頁碼:459 頁 08 行。【唐韻】【集韻】【韻会】【正韻】博厄切、音は蘗。【説文】に「撝(ひら)く」とあり。【広韻】に「分擘す」とあり。【礼記・内則】に「塗は皆乾きて之を擘く」とあり。【疏】に「擘は去るなり。乾は塗なり」という。また李白の詩に「巨霊太華を擘く」とあり。また【説文】に「大指(おおゆび)なり」とあり。【孟子】に「吾必ず仲子を以て巨擘と為さん」とあり。また挽擘なり。弓弩を手で張るを擘といい、足で踏むを蹶という。また【揚子・方言】に「擘は楚では之を纫(じん)という」とあり。また【集韻】に蒲歴切、音は甓(へき)。これも大指なり。また【韻会】【正韻】に毗亦切。擗(へき)と同じ。【六書故】に「捭(はい)を借り用う」という。