康熙字典解説
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【戌集下】【頁部】頻;康煕筆画:16;頁碼:頁 1405 第 18
古文【唐韻】符真切【集韻】【韻会】毗賓切、音は顰。【玉篇】急迫の意。【広雅】相次ぐこと、頻繁の意。【詩経・大雅】国運かくのごとく危急なり。【伝】頻とはすなわち急迫なり。【箋】頻は相次ぐがごときものなり。国の政令、この禍害を施すこと相次いで絶えず。
また姓を指す。【風俗通】漢代に酒泉太守の頻暢あり。
また【説文】水辺を指す。【徐鉉曰】今俗体別に「水濱」と作るは非なり。【詩経・大雅】池竭る、果たして水辺より始めずや。【伝】頻とはすなわち岸なり。【箋】頻はまさに「濱」と書くべし。
また「顰」に通じ、眉をひそむるを指す。【易経・復卦】眉をひそめて復す、危あれども咎なし。【注】眉をひそむる様を指す。
また果物の名を指す。【前漢書・司馬相如・上林賦】仁頻、並閭。【注】仁頻とはすなわち檳榔なり。頻は時に「賓」とも書く。
考証:【詩経・大雅】「地竭る、云わず自ら頻より」とある。謹んで原文に従い「地」を「池」に改む。