康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 759 ページ)
【午集上】【田部】畀。康煕筆画:8。ページ 759、16 行目。古文は「畁」と作る。『集韻』の音は「必至切」、『正韻』の音は「浦至切」で、読みは「比」に似る。『爾雅・釈詁』に「畀、予なり」とあり、賜うの意味である。『尚書・洪範』に「不畀洪範九疇」と見え、注に「畀、与也」とある。『詩経・衛風』に「彼姝者子、何以畀之」とあり、注に「畀、与也」とある。また人名に用いる。楚の昭王の妹の季芉、字を畀我という。『左伝・定公四年』に見える。『正韻』にいわく、この字は「田」と「丌」とより成り、あるいは誤って「廾」に従うと作る者がある。