康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 623 ページ)
【巳集上】【水部】浙;康煕筆画:11;頁碼:623 頁下段 21 行。『唐韻』旨熱切。『集韻』『韻会』『正韻』之列切。音は「折」に同じ。江の名。『説文解字』に「江水東流して会稽山陰に至り、浙江と称す」とある。『史記・秦始皇本紀』に「銭塘に至り、浙江に臨む」とあり。注に「浙は折の義なり。およそ其の潮海に出でて、曲折し逆るる象を取る」という。また水の名を指す。『水経注』に「浙水は浙県の西北、弘農盧氏県の大蒿山に発す」とある。また『広韻』に米を淘ぐの義。『類篇』に一説に淘洗の義とする。また『集韻』に征例切、音は「制」に同じ。「淛」に通ず。また「制」とも書く。義同じ。また『集韻』に時に「漸」とも書く。『水経』に「漸江は即ち浙江なり」とある。考証:『史記・昭王本紀』に「銭塘に至り、浙江に臨む」とあるが、謹んで原文に従い「昭王本紀」を「秦始皇本紀」に改む。