康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1305 ページ)
【戌集上】【金字部】銖;康煕筆画:14;頁碼:1305 頁 05 行。『唐韻』市朱切、『集韻』『韻会』慵朱切、音「殊」に同じ。『説文解字』に曰く、重量の単位にして、黍十分の一の重さに相当す。別に説いて曰く、黍十粒を一絫とし、絫十を一銖とす。また八銖を一錱とし、二十四銖を一両とす。さらに孟康曰く、黄鐘の律管一龠の容は黍一千二百粒を納るべく、その重さ十二銖なり。『礼記・儒行』に載せて曰く、国を分封すといえども、これを錱銖のごとく軽しと視る。また『博雅』に釈して曰く、鈍なる意味なり。『淮南子・本経訓』に曰く、その兵は銖鈍にして鋒刃なし。〔注〕楚人は刀の利ならざるを「銖」と謂う。また姓とする。『正字通』に載す、明の弘治年間の挙人銖炫は徳興の人なり。また人名に用いる。『前漢書・宣帝紀』に曰く、右賢王銖婁渠堂入朝して侍す。〔注〕「銖」の音「殊」に同じ。