康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1310 ページ)
【戌集上】【金部】錚;康煕筆画 16、頁 1310。『唐韻』側茎切、『集韻』葘茎切、音は争。『説文』に「金属の衝突する声」とある。『潘岳・籍田賦』に「冲牙錚槍」と見え、『後漢書・劉盆子伝』に光武帝が「汝すなわち所謂、鉄器の中にあって錚々たる者なり」という。また鉦を指す。『東観漢記』に「段潁功を立てて還る、介士鼓吹して錚・鐸を撃つ」とあり(馬端臨曰く、錚は『説文』のいわゆる鉦にして、形円にして銅鑼のごとし)。また『広韻』楚耕切、『集韻』『韻会』初耕切、『正韻』抽庚切、音は琤。義同じ。また葉して七羊切、音は槍。『張籍・韓愈を祭る詩』に「須臾万事了り、心中多悲傷。旧墳盟津の北に在り、野葬して鼓・錚敲く」とある。『集韻』に鏳と作るものあり。考証:『東観漢記』「段潁有功而還、介士鼓吹錚鐸」は、謹んで『後漢書』段潁伝に拠り段潁を段潁に改む。