康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1153 ページ)
【酉集上】【言部】詀;康煕筆画:12;頁碼:1153 頁 03 行
『広韻』に竹咸切、『集韻』『韻会』に知咸切とあり、站の平声に読む。意味は言葉が多いこと。
また、詀には戯れる意がある。別に詀諵といい、話す声を指す。
また人名に用いる。『宋史・宗室表』に防御使の士詀と見える。
また『集韻』に他兼切とあり、帖の平声に読む。『揚子・方言』に「謰謱は紛らわしく争う意なり。南楚では時にこれを詀謕という」とある。
また『広韻』『集韻』に丁兼切とあり、点の平声に読む。言葉を変えることを指す。別に巧みな言葉を指すともいう。
また『集韻』に処占切とあり、襜の音に読む。これも言葉が多い意。
また『韻会小補』に陟陥切とあり、站の音に読む。和合せぬさまを指す。
また『広韻』に佇陥切、『集韻』『韻会』に直陥切とあり、賺の音に読む。欺かれる意。時に「謙」と書く。
また『集韻』に托協切とあり、帖の音に読む。でたらめを言う意。またへつらいの言葉を指す。
また『広韻』に叱渉切、『集韻』に尺渉切とあり、襜の入声に読む。詀讘は低声ささやく意。『旧唐書・徐彦伯伝』に「詀讘をもって周全の計と為す」と見える。