康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 863 ページ)
【午集下】【穴部】穾;康煕筆画:9;頁碼:863 頁第 17 行。『集韻』『韻会』一叫切。『正韻』一笑切。窔に同じ。義は深し。また隠れて暗き所を指す。『釈名』に「穾とは幽深の謂い」とある。『司馬相如・上林賦』に「岩穾洞房」と見え、また裏屋を指す。『楚辞・招魂』に「冬に穾厦あり」。注に「穾は裏屋を指す」とある。また『集韻』『正韻』に伊鳥切、音は杳。戸軸の転ずる音を指し、また部屋の東南隅を指す。また『字彙補』に伊堯切、音は妖。深く空洞なる音を指す。『荘子・斉物論』に「穾者咬者」。考証:『司馬相如・子虚賦』に「岩穾洞房」とあるが、謹んで原文に従い「子虚賦」を「上林賦」に改む。