康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 86 ページ)
【戌集中】【雨部】雲;康煕筆画:12;頁 86【唐韻】【集韻】王分切【韻会】【正韻】于分切、音は「云」。【説文】山川の気なり。雨と云に従い、雲の回旋する形に象る。【広韻】河図に曰く、雲とは天地の本なり。【元命包】陰陽聚まって雲と為る。【易・乾卦】雲行い雨施す。また【詩・大雅】倬たる彼れ雲漢。【伝】雲漢は天河なり。また【爾雅・釈親】仍孫の子を雲孫と為す。【註】軽遠にして浮雲が如しと言う。また【周礼・春官・大司楽】雲門・大巻を舞う。【註】周に存する六代の楽なり、黄帝を雲門・大巻と曰う。また【史記・黄帝本紀】官名、皆雲を以て命じ雲師と為す。また沢の名。【書・禹貢】雲土・夢作す。また【左伝・定公四年】楚子睢を渉り江を濟ぎ、雲中に入る。【爾雅・釈地】楚に雲夢有り。【疏】此の沢は江を跨ぎ南北に亘り、亦単に雲と称し、単に夢と称するを得。【司馬相如・子虚賦】雲夢とは方九百里なり。また【拾遺記】蓬萊山、亦た雲来と名づく。また郡県の名。【前漢・地理志】琅邪郡雲県。また雲中郡。また姓。【正字通】縉雲氏の後。唐に雲洪嗣あり。明に雲衢・雲岫あり。また「員」に叶す。【琳・瑪瑙勒賦】初め傷みて用いず、慶雲を俟つ兮。君子の窮達も亦時然る兮。【説文】通じて雲と作る。