康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1501 ページ)
【亥集中】【鳥部】鷹;康煕筆画:23;頁碼:1501 頁第 18 行。【広韻】【集韻】【韻会】於陵切、音は膺。【玉篇】鷙鳥。李時珍曰く、鷹は胸を以て撃つが故に鷹と称す。陸佃曰く、一歳なるを黄鷹といい、二歳なるを鴘鷹という。鴘とは漸く赤きに近づくを謂う。三歳なるを鶬鷹といい、今通じて角鷹と称す。頭頂に微かに突起せる毛角あり。一種に題肩あり、一種に征鳥あり、一種に爽鳩あり。【左伝・昭公十七年】「爽鳩氏」。【註】即ち鷹なり、鶆鳩とも書く。【爾雅・釈鳥】「鷹は即ち鶆鳩なり」。また【本草】に虎鷹あり、翼を広ぐること一丈余り、能く虎を撃つ。【裴氏新書】に曰く、鷹は衆鳥の中に在りて、睡れるが如し。故に怒気を蓄えて、後に剛猛の全てを生ず。『詩経・大雅』に曰く、「維師尚父、時維鷹揚」。其の武勇の奮発昂揚たるを言うなり。【正字通】に曰く、鷹は雄は小さく雌は大きし。窟に生ずる者は眠ることを好む。樹に巣する者は常に立つ。双脛長き者は起つこと遅く、六翮短き者は飛ぶこと速し。『礼記・月令』に、季夏に鷹乃ち飛ぶことを学ぶと記す。【註】雛鳥の飛ぶを学ぶなり。また記して、季秋に鷹乃ち鳥を攫いて祀りと為すとす。【註】鳥を食わんと欲すれば、先ず鳥を殺して食わず。毛氏曰く、元は「」と書き、後人鳥旁を加え、既に「隹」に従うを知らざるなり。徐鍇曰く、鷹は人の指揮に従って動くが故に「人」に従う。