康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1107 ページ)
【申集下】【血部】血;康煕筆画:6;頁碼:1107 頁 01 行。【唐韻】【集韻】【韻会】呼決切、音泬。【類篇】祭祀に供える牲畜の血。字形は「皿」に一横を加え、血の形に象る。【釈名】血とは「濊(わく)」の意で、肉より流れ出でて絶えず流れるさまをいう。【関尹子・四符篇】一は父なり、故に父より気を受け、気は水に属す。二は母なり、故に母より血を受け、血は火に属す。【易・説卦伝】坎は血の卦なり。【疏】人に血あるを取りて、地に水あるがごとき意をとる。【礼・中庸】血気ある者、親を尊ばざるはなし。また【大戴礼】血はなお血のごとし。【注】血は憂いの面色を指す。また【山海経】兪者の山に白咎という樹あり、以て「玉を血す」べし。【注】玉を染めて光沢せしむるをいう。また【詩・鄭風・茹藘疏】陸璣曰く、茹藘は一名を地血という。また【韻補】胡桂切、葉音恵。【劉向・九嘆】晋の申生讒を受けてああ、楚の和氏泣いて血を出し、呉の伍子胥目を抉られ、王子比干心を剖かれて横死す。また【毛詩古音考】音綌、「鼠思ひて血を泣き、言わざるは疾みなし」。【宋玉・高唐賦】車駕を暫く停め、蹄足鮮血を溅ぐ。功を論じて賞を先だつ者は、獲物の車乗既に満つ。