康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 1061 ページ)
【申集上】【艸部】薤;康煕筆画:19;頁碼:頁 1061 第 40【唐韻】胡介切【正韻】下戒切、音は械。【説文】菜なり。【爾雅・釈草】薤、鴻薈。【注】薤は、韭に似たる菜なり。【礼記・内則】葱若しくは薤を切り、諸々の酢に実して之を柔らぐ。【儀礼・士相見礼】の注に「葱薤の類、之を食せば臥すことを止む」とあり。また簟の名なり。【韓翃の詩】「薤葉人を照らして夏簟を呈す」。また『古楽府・薤露行』あり。また【韻補】胡計切、音は系。【魏文帝・塘上行】「君を念じて常に苦しみ悲しむ、夜夜寐る能わず。魚肉の賎きを以て、葱と薤を棄損する莫れ」。考証:【儀礼・士相見礼】「葱薤の類」。謹んで原書に照らし、「士相見礼」の下に「注」の字を増す。