康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 457 ページ)
【卯集中】【手部】撾;康煕筆画 17;頁 457。『集韻』『韻会』に「張瓜切、音は檛」とあり、打つ・叩くの意味。『魏志・太祖紀』に「伯魚三たび孤女を娶り、岳父を撾すと呼ばる」と見える。『唐書・柳宗元伝』に「古より賢人・才士は誹謗・議論を受け、自ら弁明し得ず。ゆえに兄なき者を誣いて嫂を盗めりとし、孤女を娶る者を岳父を撾すとなすことあり」とある。また鼓を撃つを指す。『後漢書・禰衡伝』に「曹操これを召して鼓吏と為す。禰衡まさに漁陽参撾を演ず。鼓声の節は悲壮なり」と見える。また『字彙補』に「古禾切、音は戈」とあり。蘇軾『守歳の詩』に「晨鶏しばらく啼くことなかれ、更鼓は敲を加うるを恐る。明年豈に年無からんや、ただ心事徒らに遅れるを憂う」とある。