康熙字典解説
康熙字典の原典を見る(第 635 ページ)
【巳集上】【水部】渭;康煕筆画:13;頁碼:635 頁 02 行。【広韻】【集韻】【韻会】于貴切、音は胃。水名。【春秋・説題辞】「渭」とは分布するの意なり。【説文】渭水は隴西首陽の渭首亭南の谷に発す。【周礼・夏官・職方氏】雍州、その川に渭・洛あり。【書・禹貢】渭を導きて鳥鼠同穴山より起こす。また州名。【広韻】秦始めて隴西郡を置き、後魏渭州を置く。【広輿記】今は鞏昌府に属す。また通渭県あり。また渭源県あり、臨洮府に属す。渭南県あり、西安府に属す。また濩渭とは、多くの波の音を形容する語なり。【木華・海賦】水波激荡して濩渭の声を発す。また【埤蒼】沸渭とは、不安定なるさまを形容す。【王褒・洞簫賦】雷霆の轟くがごとく、声放縦にして動揺不安なり。考証:【説文】「水隴西首陽謂首亭南谷に出ず」。謹んで原文に照らし、「謂」を「渭」に改む。