康熙字典解説
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【辰集中】【木部】條;康熙筆画:11;頁 529。『広韻』徒聊切、『集韻』『韻会』田聊切、音は迢。あるいは樤と作る。『説文』に「小枝なり」。徐鍇曰く「枝より出ずるなり」。『詩・周南』に「其の條枚を伐る」。伝に「枝を條と曰ひ、榦を枚と曰ふ」。また長きなり。『書・禹貢』に「厥の木惟條」。また木名。橘の属。『爾雅・釈木』に「柚條」。『詩・秦風』に「條有り梅有り」。『埤雅』に「柚は橙に似て橘より大なり。一名條」。また條理なり。『書・盤庚』に「網綱に在るが若く、條あって紊らず」。また條然、嘯貌なり。『詩・王風』に「中谷に蓷有り、條として歗う」。また條達なり。『前漢書・郊祀歌』に「聲氣遠く條たり」。また條鬯なり。『前漢書・律暦志』に「陰陽萬物、條鬯該成せざる莫し」。また教條なり。『史記・酷吏伝』に「化を興し條を以てす」。また條奏なり。『前漢書・元帝詔』に「條奏して諱むるところ無し」。また條例なり。『晉書・劉實伝』に「『春秋條例』二十巻を撰す」。顔師古曰く「凡そ條と言う者は、一一に疏挙するもの、木の條の若し」。また縄なり。『礼記・雑記』に「喪冠條屬」。また八風の一。『易緯通卦験』に「東北を條風と曰ふ」。また『博雅』に「條條、擾亂なり」。また鳴條、地名、河東郡安邑県に在り。また国名。漢、周勃條侯に封ず。また姓。『姓苑』に「晉に冉閔の司空條枚有り」。また『集韻』他彫切、音は祧。枝落つるなり。『詩・豳風』に「蠶月條桑」。また癡宵切。義同じ。また滌と通ず。『周礼・秋官・之属』に「條狼氏」。註に「徒歴切、音は滌」。また葉して徒流切、読むこと頭の若し。『陸雲・夏府君誄』に「百行揆を殊にし、君望斯れ周し。儀を初九に栖め、翼を洪條に戢む」。